と き:平成28年10月16日(日)
ところ:倉吉シティホテル
平成28年10月16日(日)11時より、鳥取県倉吉市の倉吉シティホテルにて、総会を開催いたしました。倉吉市は同窓会会員の石田耕太郎氏(法S45卒)が市長をされている、白壁土蔵群を中心にした、住み易さ日本一の落ち着いた地方都市です。大阪から遠路、来賓として井上 徹大阪市立大学理事・副学長、児玉 隆夫全学同窓会会長、小林 俊介有恒会副会長に来ていただき、小規模ながら楽しい会を開催することができました。支部長挨拶のあと、井上理事から大阪市立大学の現状について講演をいただき、4月から就任されました 荒川理事長・学長の教育・研究についての重点3戦略と大阪府立大学との連携の話を聞かせていただき、大学の未来へ思いを馳せることが出来ました。懇親会の乾杯の挨拶では児玉同窓会会長からは「五代友厚像の建立」の経緯と式典でのハプニング、ディーン・藤岡氏が突然参加したお話を聞かせていただき、楽しい会食がスタートしました。
山陰支部は会員数が少なく、島根県と鳥取県の東西300㎞に及ぶエリアであるため、参集していただいた会員は22名でした。しかし、島根県からは若手2名の参加があり、鳥取市からは同窓会員のご夫婦が子供4人と参加され、大変有意義で和やかな楽しい会を持つことができました。そして、今後の同窓会活動に希望が持てる会となりました。
井上理事、島根県から来ている会員は列車の都合で会終了と共に帰られました。会食後、児玉会長と小林副会長と私の3人で、三朝町三徳山投げ入れ堂を道路から拝観し、三朝温泉の昭和レトロの温泉小路を散策し、鳥取県中部を味わっていただきました。
しかし5日後、10月21日14時07分に鳥取県中部地震(M=6.6)が倉吉市を震源に発生し、倉吉市・北栄町・湯梨浜町・三朝町は倒壊家屋・半壊家屋が多数出る大被害となりました。児玉会長らが見学・散策された場所も大きな被害を受け、白壁が剥落して崩れ、三徳山は登山道の岩盤に亀裂が生じました。幸いにも亡くなる方はありませんでしたが、避難所で多くの方が生活されています。倉吉市の石田市長は災害対策の渦中の人となられ、倉吉市の復興復旧のために先頭に立って超多忙な毎日を過ごされています。支部長の西田も鳥取大学で山陰地方の地震研究を継続していたことから、鳥取県防災顧問として災害対策本部でのアドバイス、マスコミへの対応など忙しくしています。
今後とも被災した鳥取県中部へのご支援をお願いいたします。
山陰支部長 西田 良平(理S41卒)
参加者は以下のとおり。(敬称略)
山下(昭31)、勝部(商昭33)、岡本(商昭35)、西田(理昭41)、大塚(経昭48)、石田(法昭48)、梅林(商昭49)、内田(法昭52)、田村(経昭53)、長谷川(昭53)小林(法昭56)、小豆沢(昭57)、林(昭63)、平井(昭63)、福井(法平3)、田中(法平10)長谷川大(法平13)、長谷川香(文平13)、奥田(平19)、下中(法平22)、成相(商平26)