今回のゲストスピーカーはわれらが市大の学長荒川先生でした。参加者は卒業生が29名、そして今回は荒川先生のご要望で学生も参加することになり11名が社会人と一緒に一時を過ごしました。
参加者同士で限られた時間内に何人と知り合えるか、お互い自己紹介をして握手をして、できるだけ沢山の人と交流するアイスブレイクの後、学長講話が始まりました。
学長講演の表題は「わが母校が輝きを増すために」です。要約内容は
学長が、なぜ医学の道を志し市大を選んだのか、では率直な意見をお話されました。卒業後に研究成果が上がった時や、人生最大の挫折を味わった時、常に仲間がいて自分は「人に恵まれてきた」ので乗り切れたこと。その仲間のphilosophyはkeep・straight(ぶれない)keep・steady(ずれない)keep・secret(もれない)であること。
現在は大阪市立大学の学長として、最重点課題は「健康寿命を如何に延ばすか」であること。叡智を結集して学部領域を超えそれらを繋ぐことにより新しい研究領域を創出するために「笑顔あふれる知と健康のグローカル拠点」というスローガンで進めていること。
学生及び若手社会人へのメッセージは
1:語学力を向上させる
2:自利より他利を優先させる
3:自分で考え、自分で行動する
4:愛校心を持て
5:アナログ人間になれ
以上でした。重要なことは、AI時代がどんなに進んでも、人間がアナログで社会を創っていくものであること。ユーモアに溢れた、しかし鋭い示唆に富んだ講演で参加者からは、学長のお話に感銘を受けたとの意見が多く寄せられました。
学長講演のあとこのプログラムの特徴のワークが始まります。今回は1:学生時代で恥ずかしい失敗エピソード2:自身の仕事を通じて学んだこと3:自身の仕事における今後の目標、以上3点をグループ別に制限時間内に発表し、聴く方は発表者のいいところを付箋に書いて制限時間内にフィードバックする。グループのメンバーを変えてもう一回繰り返す。という内容でした。他人がする自分の評価に驚いた方も多かったのではないでしょうか?終了後は懇親会で交流がより一層深まったことと思います。
次回は7月29日(土)開催です。場所時間は追って発表します。ゲストスピーカーは南海電鉄株式会社取締役阪田茂さん(昭和57・商)です。ご期待下さい。
学生参加者(申し込み順・敬称略)11名
片田達也(文2)坂本真宏(工院)木村美紀(文3)宮地香奈(生修1)荒牧亜燈羽(文3)吉永綾(文3)森翔一(理2)小池桃(文3)栗山孝祐(創2)並川徹(商3)竹内勇気(理4)
卒業生参加者(申し込み順・敬称略)29名
西浦けい子(生昭61)阪田 茂(商昭57)山岡祥記(商昭55)西 邦夫(商昭55)高野勝行(商平13)北口雅章(商平3)銅銀 健(文平21)岡村詩織(生平25)阪井千鶴子(法昭57)田中章生(経平17)天沼紘一(工平24)中村祐子(文平27)古下政義(法平3)筒井恭平(法平21Ⅱ)頓花修二(商昭54)川上 悟(商昭59)喜多繁幸(創平24)杢千秋(創平18)相間佐基子(法昭60)牧野忠廣(経商44)森本 喬(文商36)植田浩吉(法昭44)上村修三(商昭53)西脇五郎(経平22Ⅱ)渡邉謙二(商昭54)扇田 豊(法昭50)北村吉文(経昭48)大谷信幸(商昭50)宮川庄一(経昭45)
ゲストスピーカー 荒川哲男(医昭50)