2018年11月23日から3日間、本学から選出された4名の学生を含む日本の大学生が韓国ソウルを訪れ、「日韓大学生未来フォーラム」の行事に参加しました。
一行は、韓国到着後、国会議事堂を見学、議員会館では韓日議連会長で日本に留学経験もある姜昌一議員と会談しました。日韓関係のさまざまな問題についても、臆せず質問が出され、熱のこもった意見交換が行われ、姜議員からは「若い世代は皆の宝である」とのエールが送られました。
延世大学金大中図書館での合同討論会では、11月3日の日本での議論(※)を受け、日韓の学生たちが環境、難民、人権など、新たな課題をめぐってグローバルな視点から意見を交わしました。一国では解決が難しい諸問題に関して、刻々と変化する世界情勢を認識しながらさまざまな利益を調整するのは至難の業ですが、討論に先立って行われた延世大学の千慈賢教授による講演「和解と平和に向けた東アジアの国際関係」にも示唆を受けた学生たちは、事実を確認し、問題の難しさに向き合いながら、世代や国境や文化の違いを超えて協力して取り組むことが大切であるとの認識を共有したようでした。
最終日は、国立中央博物館、ソウルを一望できる高さ555メートルのロッテワールドタワーの見学などもあり、充実した交流プログラムになりました。
なお、本フォーラムは、9月に実施予定のところ、台風による関西空港閉鎖の影響で延期実施されたものです。
※「日韓大学生未来フォーラム」では、11月3日からの3日間、日本でも交流行事が行われました。
https://www.osaka-cu.ac.jp/ja/news/2018/181129
(出展元:大学HP)
学生のひろば /
2019.01.08