皆さんはよさこいを知っているだろうか。聞いたことはあっても、どのようなものか知っている人は少ないのではないだろうか。今回はそんなよさこいのサークルであるチーム朱蘭(しらん)について、代表の松本凌太朗さん(法・新3年)と副代表の金澤拓実さん(医・新3年)にお話を伺った。
おの恋おどりでの演舞=松本凌太朗さん提供
――どのような活動をしていますか?
週に2、3回よさこいの練習をしています。週末にはよさこいの祭りに参加することもあります。このようによさこいの練習、そして祭りへの参加が朱蘭の基本的な活動ですね。よさこいの祭りは3~12月がシーズンで、特に8月は毎週のようにあるので熱い時期になります。
――よさこいとは何なのですか?
難しいですね。僕の認識では集団で踊ること、和のテイストがあるということの二点を満たしていれば、それはよさこいであると言えると考えています。よさこいは形に縛られず自由なもので、チームによってもよさこいのスタイルは多種多様なのです。そういった意味でも一概によさこいは何と言えないんですよ。僕らの中でも、よさこいとは何なのかといったようなことを話したりもしています。
——朱蘭さんはどのようなスタイルなのですか?
朱蘭の皆が目立つような演舞を意識したスタイルです。一人一人にスポットが当たるような構成で演舞をつくっています。特に意識しているのは、全員が楽しめることです。
プロ野球の前座としても演舞を披露した
――朱蘭の名前の由来を教えてください。
この朱蘭というサークルが誕生した日の誕生花に由来しています。朱蘭が誕生した5月17日の誕生花が紫蘭という花で、それに市大のイメージカラーである朱色(筆者注、正しくはえんじ色)を掛けたものが由来となっています。ちなみに、紫蘭の花言葉である一期一会はサークルのコンセプトにもなっています。
――朱蘭の魅力について教えてください。
部員が朱蘭のことを好きなことですね。朱蘭は厳しすぎず、緩すぎず、という感じでサークルと部活のいいとこどりをしたような団体なのです。そのちょうどよい雰囲気のおかげか入部してくださる方が多くいまして。1学年あたりであれば市大で一番人数が多いサークルともいわれています。
――それはすごいですね。
現在は新2、3回生のみが所属しているのですがそれでも80人はいますね。過去に文化系の部活をしていた人や体育会系の人などと、様々な人がいます。部内の出会いもそうですし、他大学と関われる機会もとても多いので、本当に色々な人と出会えるチャンスがあります。
プロ野球の前座としても演舞を披露した
――目標はありますか。
一番の目標は毎年9月に大阪城公園で行われるこいや祭で大賞をいただくことです。こいや祭は様々なチームが参加する、権威のあるよさこいの祭です。過去には準大賞を2回いただいているのですが、未だに大賞は取れていないので今年こそはいただきたいですね。
――新入生へ一言お願いします。
新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます。4月に行われるふたば祭にて朱蘭の演舞を行いますので興味のある方は是非来てみてください。絶対楽しんでもらえると思います。
Twitterアカウント
大阪市立大学チーム朱蘭(@ocuxshiran)
よさこいサークル朱蘭★新歓★(@shiranshinkan19)
(出展元:学生新聞Hijicho HP)