今回は、市大に数多く存在する音楽系サークルの1つであるギターマンドリンクラブ(通称ギタマン)について、植野聡太さん(文・新3年)、谷口穂南さん(生・新3年)、小林智晴さん(理・新3年)にお話を伺った。
——どんな活動をしていますか。
一番大きな演奏会である年2回の定期演奏会や、不定期の依頼演奏会に向けて日々練習をしています。今年はその他にも、銀杏祭での演奏も予定しています。ふたば祭には以前から出演していましたが銀杏祭での演奏は今年が初めてです。
——部員は何人いますか。
2年生が13人、3年生が6人、4年生が10人で合計29人で、あとは新入生が何人入ってくるかというところです。人数が少ないとパートをまかなうことができないのでなるべく多く入ってほしいですね。
練習風景=ギターマンドリンクラブ提供
——「マンドリン」とはどういう意味ですか。
「マンドリン」とはイタリアの民族楽器の名称で、団体名の由来にもなっています。「ギターマンドリン」の「ギター」はクラシックギターに由来しています。
——オーケストラはどのような楽器から構成されていますか。
マンドロンチェロ、マンドラ、マンドリン、クラシックギター、コントラバスの5種類から構成されます。マンドロンチェロ、マンドラ、マンドリンの三つは同じような楽器に思えますが、大きさがそれぞれ異なり音の高さも異なります。コントラバスは非常に大きな弦楽器で、人の身長ほどの大きさです。
——ギタマンの魅力は何でしょうか。
やはり初心者でも気軽に始められるところでしょうか。マンドリンという楽器はそもそも知名度が低いので経験者がほとんどいません。実際に部員の多くは初心者ですが、他の楽器と比べると音を出すことが容易なので、短時間である程度の演奏ができるようになります。楽譜が読めなくても問題なく始められるように、音楽の経験が全くない人でも新しく始められることは魅力的だと思います。
——クラブの特徴はありますか。
学年に関係なく部員の仲が良いところが特徴ですね。演奏は部員全員で一緒に行うので学年の枠を超えたつながりができます。パートや学年といった壁があまりなくどの部員とも仲良く活動しているので、非常に過ごしやすい環境であると思います。
他の特徴としては、練習はダラダラやるというわけではなく、やるときはしっかりやる、というところもあります。活動の出席率も非常に高く、毎回有意義な練習ができていると思います。部内にはいろいろな個性をもった人がいますが、同じ目標をもっているので、結果としてまとまりが生まれて、良い雰囲気につながっています。
練習風景=ギターマンドリンクラブ提供
——課題点はありますか。
やはり部員数が十分ではないところでしょうか。1学年で7人ほどは最低でもいないと各パートの人数が足りなくなるのでかなり悩ましいところです。”マンドリン”という楽器の認知度が低いことも部員の少なさにつながっていると思うので、まずは少しでも認知度が上がればと思っています。
——最後に一言お願いします。
11月30日に、八尾市文化会館プリズムホールにて定期演奏会を開催します。入場無料なので是非お越しください。お待ちしております。
部員の集合写真=ギターマンドリンクラブ提供
Twitter 大阪市大ギターマンドリンクラブ(@ocu_gmc3)
ホームページ https://ocugmc.wixsite.com/ocugmc
(出展元:学生新聞Hijicho HP)