11月22日(金)、本学商学部宮川ゼミ(担当:教授 宮川壽夫)は日本ハム本社を訪問し、同社役員とIRグループに対して同社の将来の戦略シナリオを立案するとともに理論株価の算定結果を報告しました。これはコーポレートファイナンス理論を専門とする宮川ゼミ3年生が半年以上をかけて分析を行ってきた日本ハム理論株価算定プロジェクトの集大成イベントです。
宮川ゼミが同社に行ったおよそ50分間に及ぶプレゼンテーションは、同社の資産効率の変化に着目し、同業他社と比較した詳細な分析から始まりました。その上で将来に向けた戦略シナリオを立案するとともに10年間の財務予測モデルを策定。さらに分析結論として、同社の理論株価を算定し、40ページに及ぶ報告資料を先方の役員とIRグループに提出しました。
今回の報告に至るまで、宮川ゼミは企業情報を丹念に分析し、同社の本社や東京支社でのミーティングを重ねるとともに、兵庫工場や物流センターの視察を行うなどプロのアナリスト顔負けの取材と分析を積み重ねてきました。先方の役員とIRグループからは、「学生がここまでやるとは予想しなかった」「学生とは思えないレベルの高い分析だ」と絶賛をいただきました。
https://www.osaka-cu.ac.jp/ja/news/2019/191203
学生のひろば /
2020.01.14