と き 平成30年6月3日
ところ テルレガーレ春日野(奈良市法蓮町)
奈良支部(高橋敏朗支部長)の平成30年度総会が6月3日午後1時からホテルレガーレ春日野(奈良市法蓮町)で開かれ、43人が出席した。来賓として堀井巌参院議員(奈良選挙区)、橋本文彦同大理事兼副学長、児玉隆夫同大全学同窓会長、尾山基有恒会会長、牧野忠廣有恒会常任副会長が出席、2023年の支部設立30周年に向けて「さらなる発展を」とエールを送った。
総会の冒頭、高橋支部長が「昨年度は社会貢献事業として初めて『市大グローカル講演会inなら』を実施したが、今後も引き続き事業展開していきたい。今求められている地域社会での教育力を高めることに貢献できれば」とあいさつ。
橋本理事兼副学長は「来年春には大阪府大との法人統合が行われ、2022年には大学統合していく予定だが、学生にとってよりよいビジョンのもとで教育が進められることが大切。学生の良いところを伸ばしていける多様性のある総合大学としていきたい」と語った。
さらに尾山会長は「ラグビーワールドカップや東京オリンピックなどを控え、スポーツビジネスに参入する企業を支援しようと、大阪商工会議所などがスポーツハブKANSAIを設立したが、そのスポーツハブが奈良県にできる動きもある。これから活気づく奈良県で支部がますます盛会となるよう期待したい」と呼びかけた。
引き続き総会議事が行われた後、同大同窓会京滋支部長でツカキグループ代表取締役、NPO法人三方よし研究所理事長の塚本喜左衛門氏(経昭46)が「近江商人の『三方よし』理念と経営」と題して記念講演。
「歴史の荒波を乗り越えるには事業や資産を3つに分ける三分法が秘訣。100年続けるための経営哲学は、売り手よし、買い手よし、世間よしの三方よしでなければならない」と強調した。
この後、懇親会が行われ、冒頭、堀井氏が「父が同窓生であったことから奈良支部総会にお招きいただき感謝している。今後もますますの発展を」と激励。今年から卒業生全員に支部総会の招待状を配布したことから初めて参加した、同大工学研究科修了の張強さん(29)=中国・山東省出身=は「多くの先輩に出会えてうれしい。これから社会人として頑張っていきたい」と目を輝かせていた。
(文責 藤山純一 法昭51)
出席者は次の通り(順不同、敬称略)。
松田貴典(賛助会員、元創造都市研究科教授)藤森貢(医昭30)中井義明(医昭33)
中井澄子(医昭36)安宅一晃(医昭63)菊澤一雄(工昭35)南浦能至(理昭37)
湯川系子(理昭61)北林進(理工昭32)江並一嘉(商昭32)酒本昌彦(商昭35)
高橋敏朗(商昭41)三木正義(商昭42)原田利明(商43)亀田速穂(商昭44)
村上啓次(商昭47)一柳茂(商昭49)高塚徹(商昭49)崎山友光(商昭50)
小林泰正(商昭62)河田光央(商昭54)安田吉彦(法昭32)扇田豊(法昭50)
藤山純一(法昭51)福井義尚(法昭53)木村利彦(法昭58)松下員範(法昭58)
川口栄司(法昭60)矢根俊治(法平6)森本圭治(経昭30)森定学(経昭44)
小出澄夫(文昭41)景山滋夫(文昭62)小林順子(生昭42)山下昭美(生昭44)
岩橋明子(生平6)張強(工院平30)