と き 平成30年11月18日(日)
ところ 興福寺と平城宮跡歴史公園
奈良支部(高橋敏朗支部長)の第26回見学会が平成30年11月18日開催され、同窓生約40人が参加。同年10月に落慶法要が行われた興福寺の中金堂や同年春完成した平城宮跡歴史公園などを訪れ、秋晴れの下、いにしえの古都・奈良を満喫しました。
興福寺では南俊慶師が中金堂、国宝館、東金堂を案内。藤原不比等が最初の堂宇として平城遷都(710年)と同時に創建した中金堂は6度の焼失・再建を繰り返し今回、創建当時の様式で復元されたもので、その荘厳なたたずまいに感嘆の声。
国宝館では本尊千手観音菩薩像や乾漆八部衆の阿修羅像など、国宝東金堂では聖武天皇が叔母の元正太上天皇の病気全快を願って造られた本尊、薬師如来坐像などを見学しました。
月日亭近鉄奈良駅前店での昼食の後、平城宮跡歴史公園へ。特定非営利活動法人平城宮跡サポートネットワーク(鈴木浩理事長)の案内で、遣唐使船、天平みはらし館、平城宮いざない館を訪れ、困難を乗り越えていかに中国の文化を吸収しようとしたかや、出土した膨大な木簡から読み解けた平城京での役人の生活などについて学びました。 なお、写真は完成した興福寺中金堂の前で全員集合。
(文責 藤山純一)
参加者は次の通り(敬称略)。
藤森貢(医昭30)、中井澄子(医昭36)、菊澤一雄(工昭35)、南浦能至(理昭37)、
北林進(理工昭32)、江並一嘉(商昭32)、酒本昌彦(商昭35)、高橋敏朗(商昭41)、
原田利明(商昭43)、村上啓次(商昭47)、一柳茂(商昭49)、崎山友光(商昭50)、
河田光央(商昭54)、藤山純一(法昭51)、福井義尚(法昭53)、木村利彦(法昭58)、
松下員範(法昭58)、川口栄司(法昭60)、森本圭治(経昭30)、小出澄夫(文昭41)、
景山滋夫(文昭62)、小林順子(家昭42)、山下昭美(家昭44)、樋口豊治(医昭45)、
福岡明美(家昭36)、北村泰清(経昭34)、坂本佳代(家昭46)、西中久雄(商昭31)、
和辻敏江(家昭32)、徐龍達(商昭32)、辻本昭章(経昭33)、原田保(文昭42)、
藤村恵子(家昭33)、佐藤絹代(家昭34)、武部弘(商昭30)、小坂俊治(経昭50)、
児玉隆夫(理昭41)
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完成した興福寺中金堂の前で全員集合