硬式野球部 全力プレーに大きな拍手
と き:8月12日
ところ:鳴尾浜球場(兵庫県西宮市)
硬式野球部は8月12日、鳴尾浜球場(兵庫県西宮市)でプロ野球阪神2軍と初の交流試合を行いました。プロ相手の歴史的一戦に、多くのOBや選手の家族が詰めかけ、市大ナインを応援しました。
辻盛英一監督(平12経)が、阪神の矢野燿大2軍監督(49)と親交があることから実現しました。試合は育成選手の左腕石井将希投手(23)を相手に市大が一回、1番福永聖(工2)の右前安打と二盗、2番北村颯都(経2)の左前適時打で先制。同点の三回にも北村の左越え適時二塁打で再び1点リードするなど、序盤に見せ場を作りました。中盤以降は阪神の1軍で実績がある江越大賀選手(25)高山俊選手(25)に本塁打を喫し、一方的な展開となってしまいました。それでも遊撃手の橋中基岐選手(経3)が好守を見せたのをはじめ、市大ナインは最後まで全力でプレーしました。
「部員には常にプロを目指して野球をしようと指導している。プロのパワーとスピードを体感し、選手個々の大きな刺激になったのが最大の収穫」と辻盛監督。矢野2軍監督からも「いつかプロのユニホームを着た君たちと再会するのを楽しみにしています」と激励の言葉をいただきました。
野球の学生とプロは長く断絶状態にありましたが、平成25年の学生野球憲章改正で規制が大幅に緩和され、交流試合も解禁となりました。平成26年に京大が阪神2軍と対戦したのをはじめ、現在は多くの大学がプロと交流試合を行っています。
硬式野球部OB 昭和58年文卒 出崎敦史
市大 101 000 000 = 2
阪神 014 420 03X =14
一回、先制のホームを踏む福永。捕手長坂
七回、橋中が阪神・熊谷の二盗を阻止
辻盛監督と阪神・矢野2軍監督は握手で健闘をたたえ合った