2014年から始めた市大OBOG教員と学生の交流会は今回第9回となり、昨年8月、12月に続いて、ZOOMで開催。メインテーマは「職業としての教員」。
参加学生は合計2名(1回生、3回生各1名)、OBOGは合計7名で、おもに高校勤務者でした。
会は参加者全員から約1時間の自己紹介、続いて現在の状況、目前の課題と解決のヒント、これからの教職生活の展望、市大を卒業して教職に就く意義など、質疑応答も含めて話し合い、2時間が短く感じられました。
学生からは、「キャリア形成にたいへん役立った」「ベテランの教員ならではのアドバイスを得られた」などの意見が寄せられ、主催者としてとてもやりがいを感じました。またOBOG間では、1年余りを経たコロナ騒動への対処が話し合われましたが、前2回よりは少し落ち着きが感じられたように見受けられました。
教職課程を履修する市大生は、かつてより減っていますが、実際に教職に就く学生は、毎年20人程度で安定しています。学生たちは少しでも多くの情報を、先輩の皆さんから聞きたいと思っています。次回は、今年12月開催予定です。教職についておられる皆様方のご支援を心よりお待ちします。
(扇田 豊 法1975年)