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2023.10.25
大阪府「20世紀コレクション」 駅に屋外にアートの「墓場」 お粗末「活用」策、止まらぬ劣化
駅や屋外で展示され、記者が現地で確認すると、ひび割れや剥離、
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2023.10.16
毎日新聞 2023/10/16
「アート作品は人の目に触れてこそ価値がある」。大阪府が所蔵する美術作品105点が地下駐車場に6年間も置かれていた問題が明らかになった…
…大阪公立大中百舌鳥(なかもず)キャンパス(堺市中区)に、全体が赤茶色をした立体作品がある。校舎の入り口付近の屋外に置かれ、下は落ち葉の吹きだまりのようになっている。校舎の中から鑑賞してもらう狙いらしいが、窓ガラスの中央に施された模様で作品が見づらい。この作品は、戦後の関西彫刻界をリードした森口宏一による「柱と台車」(1988年)だ。鋼材製で元々は黒っぽい色だったのが、風雨にさらされて全体がさびてしまっていた。…