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市[創設/五代友厚] [報告] 3/27(水) 開催「五代友厚と桜まつり」    :03/27(水)更新

20240327_五代友厚と桜まつり

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[報告] 03/27(水) 「五代友厚と桜まつり」開催

 

[報告] 03/27(水) 「五代友厚と桜まつり」開催

◆日時=令和6年3月27日(水)  午後2時~午後4時
◆開催場所=造幣局
◆主催=大阪市立大学同窓会 五代友厚記念事業委員会  
◆出席者=児玉隆夫五代友厚記念事業委員会委員長、委員会メンバー、大学職員、OBOG、」一般の方ら合計59名が参加
 事務局より、鹿児島県甲南高校OB同期会、福島県桑折町教育委員会からの参加紹介があり、児玉委員長が挨拶を行った。造幣局ビデオ上映後に、五代委員会メンバーの八木孝昌氏より、「半田銀山の公害防止協定」についての講演があった。

 骨子は以下のとおり
・足尾銅山鉱毒事件よりも10年以上前に、地元農民からの「工場排水が稲作に害があるので対策を講じてもらいたい」との要望を受け、半田銀山トップと地元有力者間にて、公害防止協定を締結。協定には、排水浄化用のため池を3箇所に築造。4~9月までの稲作期間は、工場を休業することが盛り込まれた。この協定に社会的関心があれば、足尾銅山鉱毒事件は別の展開を示したにちがいない。
 また、開拓使官有物払い下げ事件記述変遷について、第一学習社を例に紹介があった。
 (令和5年度版)第一次訂正の記述
北海道開拓にかかわる鉱山、工場などの官有物の民間への譲渡をめぐり、自由民権派は政府を激しく非難した → 註②
 → 註②:黒田清隆が、開拓使の官営事業全部を、開拓使官吏が退職して設立しようとした民間会社に安価で売却しようとした。

 (令和6年度版)第二次訂正の記述
北海道開拓にかかわる鉱山・工場などの官有物の民間への譲渡をめぐり、政商の五代友厚へ安価での払い下げが予定されていると新聞が報じたため、自由民権派は政府を激しく非難した → 註 ②
  → 註②:黒田清隆が、同じ薩摩藩出身の五代と癒着していると批判されたが、実際は開拓使官吏が退職して設立する予定の民間会社に安価で売却しようとした。

 講演会を終わるにあたって、福島県桑折町教育委員会の鈴木さんから、「五代友厚シンポジウムを2024年11月に桑折町にて開催するのでご支援いただきたい」との話があった。

講演後は、2班に分かれて博物館見学をしたのち、記念撮影をして解散となった。

以 上

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