美術部青桃会は本学に存在する唯一の美術部である。今回、その部員である矢野沙彩さん(経・新3年)と河合志穂さん(文・新2年)のお2人に団体の魅力や活動内容などを伺った。
――青桃会はどのような団体ですか。
矢野 思い思いの作品を作っていく自由な団体です。水彩画を描く人も油絵を描く人も、立体作品を作る人もいます。非常に自由な雰囲気の中、個人個人が自分の作りたいものを作っています。
――活動人数を教えてください。
矢野 現在活動しているのは20人ほどです。近年女子の人数が増えてきていますね。文学部の学生が多いです。
――どのような活動をしているのですか。
矢野 展覧会に出品するための作品制作が主です。特に大きい展覧会は、3月にある青桃会展です。昨年は北新地駅の曽根崎地下歩道で開催しました。これは一年の集大成となるものなので、部員一同力を入れて取り組みます。あとは、週に一度部会を行って連絡事項を伝えています。
河合 他にも、神戸学生制作会という神戸大学と近畿大学などの他 大学と合同での展覧会があったり、ボート祭でライブアートを行ったりします。合同野外展という展覧会では人よりも大きいサイズの絵を描くこともあります。
――ライブアートとはどのようなものなのですか。
矢野 観客の皆さんの前で作品を作っていくものがライブアートです。練習は、ライブアートならではの魅せる動き方や作品の流れを考えて行います。目の前で反応が見られるので、普段の展覧会ではできない経験をすることができます。
ボート祭での作品=矢野さん提供
――特に印象に残っているイベントはありますか。
矢野 昨年行ったユメハネというイベントですね。そこで市大で最初にライブアートを始めたOBの方と一緒にライブアートをしました。そこで動き方を教えてもらえて貴重な経験ができました。
OBと共に制作したライブアート=矢野さん提供
――普段の生活で絵を描きたくなることはありますか。
矢野 私はお風呂に入っているときにアイデアが浮かんだりします。
河合 普段景色を見ていると描きたいな、と思うことはよくあります。そういう風に景色を見るとすごく楽しいです。
――青桃会の魅力は何だと思いますか。
矢野 先ほども言ったように自由な雰囲気だと思います。大学から美術を始めた人もいますし、描く内容や画材もそれぞれ違います。
河合 ノートの落書きを作品にする人もいます。兼サーしている人も多いですし、入りやすいところだと思います。
Twitterアカウント
美術部青桃会(@ocu_seitoukai)
(出展元:学生新聞Hijicho HP)